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紫外線について
●紫外線とは
紫外線とは太陽光線の一種で、私達の肌や眼に悪影響を与える目に見えない光です。
紫の光より短い光なのでウルトラバイオレット(UV)と呼ばれています。
波長の長さによって、UV-A、UV-B、UV-Cの3つに分けることができます。
UV-Cは大気層(オゾン層など)で吸収されるので、地上には届きません。
●紫外線の種類
UV-A(長い波長)
太陽から届く紫外線の95%以上を占め、普段知らず知らずのうちに浴びてしまい、肌に蓄積的なダメージを与えます。
雲や窓ガラスを透過して、肌の奥、真皮まで届きます。
生活紫外線とも呼ばれシミやしわ、たるみの原因になります。
UV-B(短い波長)
太陽から届く紫外線の5%ほどしかありませんが、多く浴びると赤く炎症を起こし、屋外での日やけの主な原因となります。
レジャー紫外線とも呼ばれシミ、ソバカス、乾燥の原因となる肌への影響度が強い紫外線です。
日焼け後すぐに肌に症状が出ず、ダメージを受けているのに気付かないこともありますが、
5 年後、10 年後にシミやシワとなって現れるかもしれません。
日焼け対策は毎日行うことをオススメします。
●紫外線の年間推移
年間で見ると、紫外線の量は 4 月頃からどんどん増え始め、6 月~ 8 月にピークを迎えます。
9 月以降になると徐々に減っていき、12 月~ 1 月に最も低くなりますが、
UV-A は、最も少ない 12 月でもピーク(7 月)の約 3 分の 1 は届いています。
思わぬ日焼けをしないよう、夏だけでなく年間を通した日焼け対策が重要です。
●うっかり焼けに注意
曇りの日では晴れた日の約 6 割、雨の日は晴れた日の約2割の紫外線が地表に届いています。
また紫外線は、壁や地表に当たって反射するため、
海やスキー場では、直射日光だけでなく、反射する紫外線にも注意が必要です。
●日焼けをしたら食べ物にも気を使いましょう
日焼けをした後は、抗酸化作用のある食べ物を摂取することをオススメします。
・ビタミンEを多く含む食品
小麦胚芽、玄米、米(胚芽米)、ごま、ピーナッツ、大豆油、ひまわり油
・ビタミンCを多く含む食品
レモン・いちごなどの果物類、緑黄色野菜、芋類、豆、抹茶、淡色野菜
・ビタミンA
うなぎ、レバー、バター、卵黄、肝油
・ミネラル
魚介類、海藻類
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